さて前回は、妊娠中期に行われる妊娠糖尿病のスクリーニング検査について、お話させていただきました。私はスクリーニング検査で基準値をオーバーした為、今度はより詳しく検査をすることとなりました。
75gぶどう糖負荷試験とは?50gぶどう糖負荷試験との違いは?
前回お話した、50gぶどう糖負荷試験では、50gのぶどう糖が入った炭酸水を飲み、1時間後の血糖値を測定。140㎎/dl以上でであれば、妊娠糖尿病の疑いがあるとし、75gぶどう糖負荷試験を行います。
75gぶどう糖負荷試験は、より確実に糖尿病の診断ができる検査です。検査前10時間以上絶食し、空腹の状態で血糖値を測定。その後すぐに75gのぶどう糖炭酸水を飲み、30分後、1時間後、2時間後の血糖値を測定。基準値は空腹時92㎎/dl以上、1時間値180㎎/dl以上、2時間値153㎎/dl以上のうち、1項目でも満たすと妊娠糖尿病の診断がおります。
自身の結果
空腹時82㎎/dⅼ、1時間値187㎎/dl以上、2時間値162㎎/dlということで、2項目アウト…。しっかり妊娠糖尿病と診断されてしまいました。この後、私は3日ほど管理入院をして、食事管理の方法や、血糖測定器の使い方を指導され、出産するまで、糖尿生活を送りました。この件については、また綴っていきたいと思います。
ドクターに聞いた話によると基準値を満した項目数が多いほど重症で、妊娠糖尿病と診断を受けた人は、将来本当の糖尿病になりやすい体質であるので、注意してくださいとのことでした。